顎関節症

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大阪・高槻市|きしもと歯科口腔外科クリニック TOP > 顎関節症

顎が鳴る?顎関節症かもしれません

「顎がカクカク鳴る」「口を開けづらい」「顎の付け根が痛む」「食べものを咬んでいると顎がだるくなる」、このような症状に心当たりがあれば、顎関節症の疑いがあります。

軽度であれば、食べるときや大きな口を開けるときの違和感程度で自然に治癒していくこともあります。しかし、そのまま放っておくと、普段の生活に支障が出るほど進行してしまうことがあり、肩こりや頭痛を引き起こすなど、全身に悪影響を及ぼすこともあるので注意が必要です。

今すぐできる!顎関節症セルフチェック
  • 1.顎に痛みがある
  • 2.こめかみや頬骨のあたりを押すと痛む
  • 3.顎を大きく開けると、左右どちらかが開きにくく感じる
  • 4.顎を動かしたとき、耳のそばでカクカク、シャリシャリといった音がする
  • 5.食べものを咬んでいたり、喋っていたりすると顎がだるくなる
  • 6.人差し指から薬指までを縦にして、口に入らない
  • 7.左右の目をつないだラインと口角をつないだラインが平行でない

上記の項目に2つ以上当てはまっている方は、顎関節症の疑いがあります。歯科医院の歯科口腔外科などで診療を受けましょう。当院は口腔外科を専門に扱っており、顎関節症の治療も積極的に行っています。大きく口を開けづらい方、顎の違和感が続く方は、悪化してしまう前にご相談ください。

そもそも顎関節症とは?

耳の前に手をあてて口を開け閉めしたときに動く関節、これが顎関節(下顎頭)です。また、顎関節の上に乗っかり、下顎が動くときに骨と骨がぶつからないようにクッションの役割を果たしているのが関節円板。さらに、下顎を動かす咀嚼(そしゃく)筋と呼ばれる筋肉があり、何らかの原因でこれらの組織に障害が起きたときに、顎関節症の症状があらわれます。

子供からご老人まで幅広い世代でみられる病気ですが、特に若い世代で多く、10代半ばから増え始めて20~30代で患者数が最大となります。また、なぜか女性のほうがかかりやすいのですが、その理由は「女性ホルモンが関係している」「男性よりも骨格や人体が弱い」など諸説あり、まだ明確には分かっていません。

主な症状

顎関節症の症状としては、次の4つが主に挙げられます。

顎や周辺が痛む
口を開け閉めしたり、顎を動かしたりしたときに、顎関節やその周辺の頬、こめかみなどが痛みます。
口が大きく開けられない
痛みのせいで開けられない場合と、それ以上動かそうと思っても開けられない場合があります。
あごを動かすと音がする
カクカク、ジャリジャリ、ミシミシといった音がし、不快感を誘います。
咬み合わせに違和感がある
顎にずれが生じて、歯がうまく咬み合わなくなることがあります。

このほか、頭痛や肩こり、耳鳴り、目の疲れ、口の乾燥といった症状が見られることもあります。

顎関節症の原因とは?

顎関節症の原因はさまざま。まず、咬み合わせの悪さが顎関節症になる大きな要因のひとつです。また、ストレスや歯ぎしり・食いしばりも顎関節症の要因になるといわれています。

咬合異常 歯ぎしり
歯並びの悪さや合っていない被せもののために、咬み合わせが乱れます。正しくない咬み合わせで長期間食べものを咀嚼(そしゃく)していると、顎にも負担がかかり顎関節症につながることがあります。 寝ている間に多少のくいしばりをしている人もいますが、あまりに強い力で歯ぎしりをしていると顎に負担がかかります。
食いしばり 外傷
ストレスなどが原因となる食いしばり。歯ぎしり同様、回数が多かったり、力が強すぎたりすると顎への負担が大きくなります。 スポーツや事故など、顎に外側から強い衝撃が加わることにより、顎の組織が傷付いてしまいます。硬い食べものを思い切り咬んだ際にも傷付くことがあります。
姿勢の悪さ ストレス
普段の姿勢が悪いことで筋肉のバランスが乱れ、その乱れは顎にまで影響すると言われています。猫背などはもちろん、足をずっと同じように組んでいる場合などは要注意です。 ストレスは筋肉に緊張をもたらします。これにより顎周辺の筋肉のバランスが崩れ、顎関節症の原因になると言われているのです。

院長のワンポイントアドバイス~その頭痛も顎関節症が原因!?~

院長のワンポイントアドバイス

意外と知られていませんが、顎の筋肉は頭にもつながっています。そのため、顎の状態が頭に影響をおよぼし、頭痛を引き起こすことがあります。とくに、こめかみのあたりに締め付けられるような痛みを感じる場合、顎を動かす「側頭筋」という筋肉が影響している可能性があります。こうした頭痛は、顎関節症による筋肉の緊張が原因かもしれませんので、早めの検査をオススメします。

顎関節症の検査について

親知らずの炎症や慢性頭痛、発作性の神経痛など、顎関節症と似た症状を引き起こす病気はいくつも知られています。「顎関節症と決めつけて治療したら、実はほかの病気だった」ということがあってはいけませんから、まずは検査を受けて顎関節症か否か確認しましょう。

問診
  • 全身の健康状態
  • 既往歴やアレルギーの有無
  • もっとも気になる症状の確認
  • 原因として考えられる要素に当てはまるか
  • といった点を確認します。
視診
  • 猫背など、姿勢の問題点
  • 顔の形(左右対称かなど)
  • 歯の摩耗や咬み合わせの異常
  • 口の開く量
  • といった点を確認します。
触診
  • 顔や首、肩などに緊張が見られないか
  • 痛みを感じる部分や状況
  • 顎を動かしたときに「カクッ」といった感触がないか
  • といった点を確認します。
画像診断
  • X線で関節の形を確認します。

その他、必要に応じて「筋電図検査」「関節鏡視検査」「心理状態や性格を調べる検査」などを行います。

顎関節症の治療法

保存療法

薬物療法

痛みを伴うタイプの顎関節症に適用されます。鎮痛剤や消炎剤といった薬を用いて痛みを緩和、除去します。顎を動かすと感じる痛み、動かさなくても常に感じる痛みなど、痛みの種類と程度に合った薬が用いられます。また、筋肉痛やコリの場合には筋弛緩薬を服用したり、シップ剤や消炎鎮痛剤入りの塗り薬で対応したりすることもあります。

運動療法

運動療法は、手で関節をサポートしながら顎を動かし、顎関節にかかる力が正しいバランスを保てるように改善を図る治療法です。

運動療法のひとつに挙げられるのは、関節円板整位運動療法。関節円板がずれてしまった場合に有効で、運動によって関節円板を正しい位置に戻します。また、関節円板をずらしたまま関節の骨が正常に動くように回復させる、下顎頭可動化訓練もあります。いずれも1回5~10分を1日数回、少なくとも1ヶ月は続けて行う必要があります。

スプリント療法

「スプリント」といわれるマウスピースを装着し、咬むときに顎にかかる力を軽減し、負担を和らげる治療法です。寝ている間の歯ぎしり、食いしばりが原因で顎関節症になっている場合は特に有効で、寝ている間に装着することで症状が徐々に改善されます。スプリント療法は、運動療法や薬物療法と並行して用いられることも多い治療法です。

院長のワンポイントアドバイス~少しでも違和感を感じれば、
まずはご相談ください~

院長のワンポイントアドバイス

顎関節症は、ひとつの要因によるものではなく、さまざまな要因が重なって発症する病気です。そして、その要因の多くが毎日の生活におけるクセや習慣となっているものです。普段何気なく行っている動作が顎の状態を悪くさせる要因になっているかもしれません。日常の動作を直すことで、症状が改善することもあります。気になる方は一度ご来院いただき、お気軽にご相談ください。

予防と対策

予防と対策

顎関節症は再発しやすい病気です。治療後も顎に負担をかけすぎないように、休めることを意識しましょう。顎に負担をかける癖は直すようにし、姿勢も正しくすることが大切です。また、ストレスを溜め込みすぎないように発散するよう心がけましょう。

もし痛みがあって口が開きづらい、強く咬めないといった症状が出た場合は、無理せずに口の動きを最小限に留めて安静にしていれば、痛みがおさまってくることもあります。このとき、食べものはやわらかいものを選び、無意識の食いしばりを避けるため、意識して上の歯と下 の歯を離しておくことなどを心掛け、顎への負担を軽くしましょう。